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飛行機で国内&海外の観光地巡り第六十五弾:岩手県平泉&釜石&遠野観光
2009年7月4-5日
今回は北海道に次いで日本では二番目の面積を持つ岩手県の世界遺産登録間近の平泉、陸中海岸南部の鉄の町、港町あふれる釜石、カッパ探しの旅に出かけようで有名で民話や伝説が残る町遠野に足を運びました。
4日14:30伊丹空港出発
15:55花巻空港到達、レンタカーで水江刺方面に向かう。
奥州藤原氏第3代、藤原秀衡が過ごした豊田館近くに、平成5年の大河ドラマ炎立つロケのために建設された歴史公園。20ヘクタールの広大な敷地に国内唯一の寝殿造をはじめ平安時代の建築物を大小合わせて117棟が再現されており、まさに壮観。大河ドラマシリーズ、陰陽師などその後も多くのロケに使用されているえさし藤原の郷を散策する。
北上川の舟運に支えられ、交易の要衝として栄えてきた江刺市には、今でも100棟余りの土蔵が残る。白壁土蔵が集中する中町地区には、蔵を改装した黒壁ガラス館、蔵ギャラリーや飲食施設が軒を連ねる蔵まちモールがあり、歩行者専用道路も整備されている蔵の町江刺を散策する。
水沢方面に向かう。
水沢城主・留守氏に仕えた、内田家旧宅を中心とした施設。薬医門を表門に、主屋、塀重門、庭が残されている。敷地内の武家住宅資料センターでは、江戸時代の水沢城下の町並みが手にとるように分かる地図をはじめ、甲冑や火縄銃などの武具や生活道具を展示する奥州市武家住宅資料館を訪れる。
水沢出身の後藤新平(1857~1929)は、東京市長、内務大臣、鉄道院総裁などを歴任し、大風呂敷の異名をとった政治家。後藤新平文書など、多くの資料を保存・展示する後藤新平記念館を訪れる。
斎藤實(1858~1936)は昭和恐慌のなか、第31代内閣総理大臣に就任し、挙国一致内閣を組閣したが、2・26事件の凶弾に倒れた。生地に本人が建てた住居が保存、公開されている斎藤實記念館を訪れる。
水沢公園の一角にある記念館。幕末の蘭学者、高野長英(1804~1850)の肖像画や夢物語、獄中で記した角筆詩文、鳥の鳴聲、高野長英の手紙などの遺品を展示。58点は国の重要文化財に指定されている高野長英記念館[水沢公園]を訪れる。
1348年(貞和4)、無底良韶禅師によって開創された曹洞宗の古刹。奥の正法寺の名で広く親しまれている。現在73カ寺の末寺を有し、その歴史と格式にふさわしい寺宝や伽藍を数多く保存。茅葺き屋根の本堂・庫裡・惣門の三棟は、国の重要文化財の奥の正法寺を訪れる。
水沢駅付近のホテル到着後水沢繁華街散策し食事を済ませてから床に就く。
5日6:00レンタカーで出発。天候曇りのち晴れ、時々小雨、平泉方面に向かう。
栗駒山を源とする磐井川両岸に、約2kmにわたって奇岩の連なる渓谷が続く。険しい灰色の岩と清流の織りなす川岸は、春は桜、初夏にはツツジ、秋は紅葉に彩られる。東屋では対岸から籠で運ばれてくる郭公だんごが味わえる厳美渓を散策。
原始から現代までを扱った一関のあゆみ、日本刀の源流舞草刀と刀剣、江戸時代の蘭学者大槻玄沢と蘭学、日本初の国語辞書編纂者大槻文彦と言海、江戸時代の数学一関と和算の5つの常設展示室からなり、それぞれ映像等を交えて紹介する一関市博物館に寄る。
安倍宗任の娘である藤原基衡の妻が建立したもの。境域は東西120m、南北約180mで西域に土塁の一部が残る。浄土庭園には大・小の阿弥陀堂が建っていたといわれている。現在ではその跡に発掘に基づいて舞鶴ケ池が復元され、芝生の広場が広がっている。池の東岸には鐘楼、普賢堂と伝えられる跡がある旧観自在王院庭園を散策する。
藤原秀衡が京都・宇治の平等院鳳凰堂にならって建てたという無量光院の跡。平等院よりも大きかったと言われるが、度重なる火災で消失してしまった無量光院跡を散策。ここから中尊寺へ向う前に4~5分東へ道をそれると、秀衡の政庁であった平泉館跡(史跡)といわれる柳之御所跡を散策する。
藤原三代を中心とした平泉文化をはじめ、周辺市町村の歴史や文化を紹介。屋外には花立庵寺跡が公園化されており、そこから平泉の町並みが見渡せる平泉郷土館を見学。
850年(嘉祥3)に慈覚大師によって開かれた、天台宗の東北大本山。14世紀に金色堂と経蔵を残して焼失したが、その後さまざまな堂塔が再建されている。表参道の月見坂の入口で弁慶の墓と伝えられる五輪塔を見て、約1kmの坂を上る。中腹の東物見台からは、束稲山と北上川が一望。さらに鬱蒼と茂る杉木立の中に点在する堂塔を見るうちに金色堂に至る中尊寺を訪れる。
中尊寺月見坂入口から徒歩5分のところにある。1826年(文政9)の再建で、本尊の勝軍地蔵や弁慶衣川立往生の等身木像などがある弁慶堂(愛宕堂)を訪れる。
中尊寺月見坂入口から徒歩10分のところにある宝物館。平安時代の仏像や経典、藤原氏三代の棺と副葬品など、山内17カ院3000点余の国宝・重要文化財の多くを収蔵している讃衡蔵を訪れる。
中尊寺境内にある、藤原氏4代の廟所。1124年(天治元)、清衡と女性3人の建立と伝わる。鉄筋コンクリートの覆堂で保護された堂の内外は漆に金箔が押され、柱や須弥壇には金銀珠玉がちりばめられている。須弥壇の中には、中央に清衡、向かって左に基衡・右に秀衡の遺体を安置。秀衡の側に4代泰衡の首級を納める。壇上には本尊阿弥陀如来を中心に、黄金に輝く33体の仏像が安置されている金色堂を訪れる。
中尊寺東方には、藤原秀衡を頼って落ち延びた源義経の館があった場所。山頂の義経堂には、義経公の尊像が安置されている。芭蕉が夏草や兵共が夢の跡と詠んだ地でもあり、入口の階段を上った右側には芭蕉や曽良の句碑が立つ。眼下に弁慶が立往生した衣川、北上川も眺望できる高館義経堂を訪れる。
850年(嘉祥3)、中尊寺と同じく慈覚大師が開いた天台宗の別格本山。藤原基衡・秀衡の時代、金銀をちりばめ、紫檀、赤木をつぎ、万宝を尽くしたといわれる伽藍や堂塔40、僧坊500が建ち並んでいた。吾妻鏡に霊場の荘厳吾朝無双なりと記され、中尊寺をしのぐ華麗さを誇ったといわれるが、1226年(嘉禄2)の大火を初めとする相次ぐ兵火や野火で焼失。現在は再建された本堂や常行堂などが立つ毛越寺を散策する。
毛越寺境内にある宝物館。国の重要無形文化財に指定されている「延年の舞」に使われる道具、支院の仏像などの宝物を収蔵・展示している宝物館を見学。
毛越寺一山の根本道場。平安様式の建物で、1989年(平成元)に再建された。本尊は平安時代作の薬師如来。両脇には日光・月光菩薩、さらにその周りには本尊を守護する四天王が安置されている本堂を訪れる。
毛越寺境内に2代藤原基衡が造園した、日本最古の浄土庭園。州浜や築山、出島石組と池中立石が配された大泉ケ池を中心に、浄土を地上に表現したといわれる。平安時代の作庭様式を伝える貴重な遺構の遣水は、池に水を取り入れるための水路。玉石を底に敷きつめ、水の曲がり角や池への注ぎ口には石組みが配されている。毎年5月第4日曜、平安貴族の装束をまとった歌人たちが遣水に盃を流し、和歌を詠む曲水の宴が優雅に行われる。国特別史跡、特別名勝。毛越寺庭園を訪れる。
毛越寺境内にある天台宗修法道場。現在の建物は、仙台藩主・伊達吉村の武運長久を願い、1732年(亨保17)に再建されたもの。宝形造りで、須弥檀中央に本尊の宝冠を被った阿弥陀如来、両側に四菩薩、奥殿に摩多羅神が祀られている常行堂を訪れる。
毛越寺と厳美渓を結ぶ県道沿いにある。801年(延暦20)、農民たちを苦しめていた悪路王らがこもっていた窟といわれ、これを討った坂上田村麿が、戦勝の御礼として108体の毘沙門天を祀る精舎を建立した。1946年(昭和21)の火災により焼失したが、1961年(昭和36)に再建され、現在も27体の毘沙門天が残る。堂の左側の岩壁には、11世紀に刻まれた北限の磨崖仏とされる岩面大仏がある達谷窟毘沙門堂を訪れる。
砂鉄川が北上山地の岩肌を侵食してできた渓谷。川の両岸には約2kmにわたり、高さ30~100mの奇岩が連なるげいび渓を舟下りして観光する。
気仙沼方面に向かう。
宮城県の唐桑半島東岸の2つの岬。巨釜は湯が煮えたぎるように波が巻き、高さ16mの大理石の折石が立つ。半造は海食洞が多く、トンネル岩、潮吹岩などがある巨釜・半造を散策する。
太平洋側を北上して気仙川の河口から広田湾に沿って、2km続く砂浜海岸。背後には、寛文年間(1661~73)に砂防林として植えられたという数万本の黒松・赤松が茂る。松原の中には、石川啄木歌碑や高浜虚子句碑が立つ高田松原を散策する。
釜石方面に向かい、近代製鉄発祥の地を物語る記念館。日本最古の洋式高炉原寸大模型は高さ14.1mで、断面が見られる。幕末の鉄づくりの模型もある。展望テラスから釜石湾を眼下にできる釜石市立鉄の歴史館を見学。
釜石湾を見下ろす、高さ48.5mの鉄筋コンクリート製の魚籃観音像。胎内は13階に分かれ、地上38mの展望台からは左に馬田岬、右に尾崎半島が見渡せる釜石大観音を上る。
西の遠野方面に向かう。
常堅寺境内の裏を流れる小川。ここにはカッパが多く住んでいて、人々を驚かしていたといわれている。岸辺にはお乳の神様・カッパ神も祭られている。裏手の一帯は安倍貞任一族の屋敷跡カッパ淵[常堅寺]を訪れる。
遠野地方の農家の生活形態を再現し、重要文化財の菊池家曲り家、柳田國男に昔話を話した佐々木喜善に関する資料館などがある伝承園を訪れる。
遠野物語の話し手・佐々木喜善の生家裏手の丘陵。ここは60歳になった村人が捨てられたという伝説が残る。非生産者とみなされた老人たちは、ここで自給自足の生活を送ったといわれる。また、死者の霊が通る場所ともいわれているデンデラ野を訪れる。
遠野物語の第11話に出てくる、幅7m、奥行5mの石に厚さ2mの巨岩が乗っている巨石遺構。古代人の墓とも、武蔵坊弁慶が持ち上げて作ったともいわれている。近くの羽黒神社にも巨石・羽黒岩がある続石を訪れる。
約200年前に建てられた豪壮な南部曲り家。昔は、作男15人を含め、25人の家族、馬20頭が同じ屋
根の下で生活していた。建物の一部を展示室として公開する南部曲り家千葉家を見学。
花巻方面に向かう。
18:00花巻空港到達。
19:00花巻空港出発。
20:30伊丹空港到達。
今回の旅行、観光で有名な岩手県、特に花巻から南の方面を訪れました。
世界遺産の話題で注目を集める平泉、蔵の町並みが残る江刺、自然の見所が点在する厳美渓・猊鼻渓、リアス式海岸で有名な陸中海岸の南部の製鉄で有名な釜石、カッパ淵や民謡などで話題の多い、懐かしの風景や自然が今もまだ残っている遠野をドライブ観光し自然と文化の新しい発見に有意義な日々を送ることが出来ました。
岩手県は観光の町です。車の数の割には道路は整備され渋滞もなく、ストレスの掛らない快適なドライブを味わうことが出来ます。観光地も整備されニューリアルして新鮮で気持ちよく周ることが出来ました。
しかし今話題の世界遺産登録間近の平泉、大変整備されていて、新しく綺麗ですが文化遺産の建物のほとんどが明治以降の再建であり、純粋に当時の現存する建物はごくわずかなのは残念です。度重なる火災で焼失したのですね。残念でなりません。
残念ながら世界遺産の登録が延びているのがなんとなくわかるような気がする観光旅行でした。
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